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53%が40代以上 島根県に“中高年ひきこもり”が多い理由は
ひきこもり者への偏見は決してあってはならないが、「中高年ひきこもり」は注目キーワードになっている。
中でも中高年ひきこもりが多いのが島根県だ。「ひきこもり等に関する実態調査」(2014年)を行ったところ、おおむね6カ月以上、学校や仕事に行けずにいる状態の県内のひきこもり該当者は1040人。うち40歳以上が53%と半数を超えている。全国平均が29%台だから島根県は異常に突出している。特に40代と50代のひきこもりの8割が男性だ。
なぜ島根県は中高年ひきこもりが多いのか?
「なぜ40代以上に多いのか、その理由までは分かりません」(島根県障がい福祉課・自立支援医療グループ担当者)
同県ではひきこもり支援センターや各市に相談窓口を設けているが、さほど効果は上がっていない。ひきこもりというと、不登校の10代少年をイメージするものだが、島根県の異質ぶりにはどんな土壌があるのか。
ひきこもり年数が「10年以上」にわたるひきこもりは半分以下で、「1~10年未満」がそれよりも多い。つまり、学生の頃からひきこもりがちだったのではなく、社会人になってあるきっかけから、突如自宅にひきこもってしまった人が多いということだ。
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